山道を終え、R76は再び海岸沿いへと変わり
ました。さっきより雨が強くなってます。
ここから40km以上この同じ景色が続きます。

夏の旅ではこの道でたくさん写真を撮ったけど
今日は雨。できるだけ早くこの道をパスしたい。
微妙に睡魔が襲ってきましたがなんとかクリア。
南淡町に入り何度かルート変更するのですが、僕の体内レーダーがおかしく、
何回も道を間違えてしまいました。みなさん、ごめんなさい。
なんとか無事にR76→R25→R28→R25へと進むことができました。
福良の港町を抜けて再び山道へ。そしていよいよ見えてきました。
PM 3:44 道の駅「うずしお」到着。

大阪−淡路島 大鳴門橋 152km。
到着すると駐車場にツーリングライダーさんがたくさんおられました。
突然やってきた複数のカブに驚いてました。カブ乗りにとってこの瞬間がたまらない。
「こんなところまでカブで??」という驚きが、僕を更に遠くへと走らせる。

駐車場にカブを停め展望台へ。雨も少しだけですが収まってきました。
島の西側の空が明るくなりました。その隣には
黒く分厚い雨雲が…。でもこれでまよさんが
見たいと言っておられた夕陽を見ることが
できそうだ。良かった良かった。
淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋。
この場所は潮の流れが速く、風の強さも
すごかったです。そりゃ渦もできるさ。

この壮大な景色にしばらく見惚れました。
今日はまだ渦々してない。 遠くを眺めるフィジコさん。 とそれを撮るポンチョさん。
←気がつくといつもどこかへ消えてるポンチョさん。(右)
  隣はDanchoxx。
またこの場所に来れると思ってなかったので
淡路島リベンジを計画して良かったです。
でもまだ半分終わっただけなんですよね。
ここから後半戦です!
やばい!少しマッタリしていたらフィジコさんが
東京自走スタイルで寝始めた!
暗くなってきたので出発です。
休憩を兼ねてゆっくりしていたら、いつの間にか辺りが暗くなり始めました。
まだ島の半分しか到達してないので、先を急ぎます。次は温泉だ!

西淡町に入り、島の西側を駆け抜けます。迫り来る疲労を感じつつ…。
ふと西の方角を見ると綺麗な夕陽!少しでも距離を稼ぎたいところだけど
ゆっくり夕陽を見たい。道路沿いに小さな広場を見つけたので停まりました。
この場所は夏の旅でも立ち寄った、渦巻き貝の
像がある広場だ!今日は偶然だらけだなぁ。

ちょうど夕陽が沈む瞬間だったらしく、素晴らしい
光景を見ることができました。
言葉に表すことのできない感動。
それぞれ自分のカブと夕陽を写真に収めました。
陽が沈んで真っ暗になり、疲労もでてきたので、
ここで休憩しました。そして試乗会開催!
団長ハンター&ヴィアローネ大人気です。
オカダさんの目が輝いてました。いつか買うな…。

僕も乗せていただきましたが、団長ハンターは
ポジションがピッタリで乗りやすかったです。
小さな頑張り屋さん、リトルカブ。
カブ(1)とカブくん。50ccの優しい走りが
とても懐かしく、そしてうらやましく思えました。

次の目的地に予定していた「パルシェ」までは
少し距離があり、時間的にも厳しくなってきたので
温泉は諦めて、道の駅「あわじ」を目指します!
真っ暗な海岸沿いを快調にとばします。街灯が少なくて、そしてメットのシールドが
暗くて前方が見えないこともしばしば。海岸沿いを離れると道が広くなりました。

この頃には雨もやんで、気温もほどよく高くて走りやすかったです。
ただ…微妙に疲労が…。
PM 6:20 五色町のコンビニで休憩。
到着すると同時にポンチョさんの睡眠装置が
作動しました。 これが本家オカダスタイル!
大変参考になりました。
←奈良名物と記念撮影をするフィジコさん。
昼ゴハンから6時間が経過していたので、
ここで本格的な食事を取りました。
ツーリング時のゴハンってどうしてこんなに
おいしいのだろう。たとえそれがコンビニの
ゴハンだったとしても。幸せを感じた瞬間。
しばらくゆっくりして出発。雨は降っていなかったけど、防寒対策として合羽を
着込みました。温かい。大阪に戻ったら合羽を買おう。しっかりした合羽を。

再び海岸沿いへ。単調な直線が続きます。夏の旅では最高だった道も、冬の夜に
通ると感動ゼロです。でも距離を稼げることは確か。しばらく走ると前方に光が…
島の4分の3を終え、明石や加古川の街の明かりが前方に見えるようになったのです。
めっちゃキレイ。

後方を走っていたDanchoxxが僕の隣に来て耳打ち。「オカダさん、ヤバイかも」
ほぇ!そういえばさっきのコンビニでも辛そうだった。道路左側にスペースを見つけた
ので停車しました。実は僕もかなり疲れていたとか。自分の中では東京自走で耐性が
付いたと思っていたけど、「疲れやすくなった」というのが事実なり。怖い怖い。

この場所から道の駅までは20分程度。しばらく休憩して、出発!


走れば走るほど前方の街の明かりが大きく、広く見えてきました。
そしてついに明石大橋も見えました。思わずカーブを直進してしまいそうになるほど
見惚れました。道の駅の看板を発見し、感動も倍増。


PM(時刻確認忘れ。) たぶん8時ぐらい(汗) 道の駅「あわじ」到着。
ついに淡路島1周達成しました。でも今はそんなことより夜景!夜景!
昼間写真を撮った場所にカブを並べました。フィジコさんが岩屋へ出航時刻を
確認しに行ってくれました。
明石大橋の青色の光りが真っ暗な海に
道を作ります。この光は七色に変化しました。

フィジコさんが戻ってきました。フェリー出航は
9分後。というわけで次の便にしました。
夏の旅では見ることができなかった夜景。ずっとこれを見たかった。
加古川、明石、神戸の夜景が素晴らしく、六甲で見た夜景とはまた違う
感動があります。1周の達成感と感動が合わさって、夢のような時間でした。

この夜景を見ているということは、旅の終わりがすぐそこまでやってきている。
そんなことを考えながら夜景を見ていたら、少し辛くなりました。
フェリーの出航時刻が近づいてきたので、岩屋へ向け出発。

PM 8:50 たこフェリー乗船。
明石から大阪まで(オカダさんは奈良まで)まだ距離があります。
もう一度気合いを入れ直そう。甲板で風に当たって気持ちを切り替えました。

そして明石に到着し、R2で大阪へ。神戸辺りからフィジコさんが先頭を走って
くださったので、体力的にも助かりました。
信号も車も多かったけれど、丸1日一緒に走った僕らはチームワーク抜群。
どんな道路状況でも慌てることなく、大阪までスムーズに走ることが出来ました。
(途中、某赤リトルさんがウィリーしたのは内緒)
PM 11:20 ヨドバシカメラ帰還。
旅のスタート地点に戻ってきました。
17時間という少しハードなツーリングでしたが、
こうして無事終えることができて安心しました。

まだ暗い中出発して、そしてまた暗くなって帰って
きた。旅の始まりを思い出させる旅の終わり。
達成感と充実感は他のツーリングより大きかった。
ヨドバシの隣のファーストキッチンへ。旅を振り返りながらマッタリしました。そして帰宅。
+旅を終えて+

直前まで天候に悩まされながらも、なんとか決行できた今回の旅。

決断が遅く、多くの方々にご迷惑をおかけしました。

個人的な思い入れが強い淡路島を、こうしてみんなで走れたことで

また新しい思い出ができました。淡路島を訪れるたび、

今回のツーリングを思いだすことでしょう。みんなのことも。

また来年の夏に行こうかな。いや、毎年行ってそうだ。

フィジコさん、まよさん、オカダポンチョさん、Danchoxx、ありがとう。


大阪−淡路島−大阪 272km。
淡路島に上陸してすぐに発見したモノ。
道路沿いの空き地にて。ご覧ください。
By ポンチョ。
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